サウナに入ると以下のメリットが考えられます。

サウナの科学的メリット

脳疲労が回復

集中力アップ

決断力アップ

アイデアが浮かびやすくなる

メンタル改善

睡眠をコントロール出来る

感覚が敏感になる

免疫力アップ

肩凝り・腰痛・眼精疲労がやわらぐ

うつ病予防

認知症のリスクが低減する

肌がきれいになる

痩せやすい体質になる

サウナで脳疲労が回復する

サウナで脳疲労が回復する

脳疲労はぼーっと色々考えてしまうのが原因です。

なぜならぼーっとすることは7~8割のエネルギーを消費してしまうからです。

ぼーっとする時間を減らすことが重要です。

そこで瞑想やマインドフルネスなどの手法が効果的なため注目されるようになりました。

しかし、サウナに入れば、もっと簡単に脳疲労を改善出来ます。

理由はサウナは危機的な状況下なため、色々考えている余裕がないからです。

実は、何か特定の作業に夢中になっている時というのは、脳のエネルギー消費量は5%程度なのです。

つまり、ぼーっとしている時間の時の方が脳に負担をかけているのです。

脳の回路にはDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)とCEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)があります。

DMNはぼーっとしている時(脳が意識的に活動していない時)に働く脳回路です。

DMNが酷くなると、統合失調症やうつ病、不安障害、ADHD、アルツハイマー病などの多くの疾患になる可能性があります。

CENは、集中して作業を行っている時に活性化する脳回路です。

DMNをいかに減らすかが脳疲労を防ぐポイントです。

サウナに入ることで、無理やりぼーっとしている時間(DMN)を回避することが出来ますので、脳に負担をかけなくてすむのです。

サウナでワーキングメモリーや集中力が向上する

サウナに入るとα波が正常化します。

脳波は周波数(1秒間に繰り返される波の数)によって分類され、Hz(ヘルツ)という単位で表示されます。

α波には8~13Hzの範囲があるのですが、正常なα波の平均は約10Hzです。

つまり、α波はHz数が高すぎても低すぎてもあまり良くありません。

α波は出来るだけ10Hzに近いのが良い状態なのです。

認知症の人は10Hzよりも低いことが多いのです。

よく誤解されるのがα波が出ているから良いのだという謎の一般的な認識は間違いなのです。

また周波数には振幅(波の高さ)もあります。

振幅も適切な範囲というのがあり、適切な範囲であれば、脳に良いとされています。

今回絵の研究では、サウナに入った後はα波が正常化することが判明したのです。

すなわち、周波数も振幅も適切な状態になったのです。

そして、α波が正常化するとワーキングメモリーや集中力が向上にすることになります。

サウナでアイデアが浮かびやすくなる

サウナでアイデアが浮かびやすくなる

サウナに入った後は、右側頭頂葉の一部でβ波が増加します。

β波は14~30Hzの脳波のことです。

β波が増加すると、緊張状態にあり、活動しているいことを表しています。

通常、リラックス時はα波が増加し、β波が減少します。

入浴後はリラックス状態になるため、β波が減少します。

しかし、研究ではサウナ後に安静していた時にβ波は増加していました。

つまり、入浴とサウナでは、脳が受ける影響は異なることになります。

β波が増加したということは、感覚をつかさどる領域が活動しているということであり、すなわち、アイデアが浮かびやすい状態になるのです。

サウナでメンタルが改善する

サウナでメンタルが改善する

サウナに入るとメンタルを改善することが出来ます。

なぜなら、α波が正常化し、リラックス効果が高まり、自律神経もリセットされるからです。

自律神経は体温を調整したり、血管を拡張や縮小させて血流をコントロールしたりしています。

自律神経には、交感神経と副交感神経があって、基本的には相反する動きをしながらバランスを保っています。

交感神経は興奮状態にさせる働きがあります。

副交感神経はリラックスさせる働きがあります。

現代人の多くはストレスが多いため、交感神経が活動していることが多いので、メンタルが乱れがちなのです。

しかし、サウナに入り、人体を危機的な環境下に置くことで、人体の生体維持システムである自律神経が鍛えることが出来ます。

自律神経が鍛えられることで、交感神経と副交感神経をバランスよく働かせることが出来ます。

従って、とりわけ現代人に弱い副交感神経の働きを改善し、リラックスさせることが出来るので、メンタルが改善するのです。

サウナで睡眠の質を高め、眠気をコントロール出来る

サウナで睡眠の質を高め、眠気をコントロール出来る

サウナに入ると短時間で深い睡眠が出来て、日中の眠気を防ぐこともできます。

2019年の研究でサウナに入ると75%の人が睡眠改善に効果があったという研究結果がありました。

理由についてはまだ医学的に解明されていません。

恐らくですが、激しい体温調節によって脳が体が疲れたので休みたいと間違って認識するからかもしれません。

そもそも人間は、横たわると眠くなります。

それは、横になることによって、DPG(distal-proximal skin temperature gradient)という睡眠のスイッチが入るからです。

DPGというのは、体の中心部の深部体温と、手足の先などの末梢体温の差のことを言います。

末梢体温が深部体温よりも高くなり、その差が大きいほど人は眠くなるという報告が、1999年の世界的科学雑誌「Nature」に掲載されています。

体を横たわらせて水平にすることで、重力のために戻りにくくなっていた末梢の血液が体の中心に戻り、深部の熱を奪って末梢に移ります。

体の中心から末梢に熱が移動するため、深部体温が低下し、末梢の温度は上がることになります。

するとDPGが拡大し眠くなるのです。

これが基本的な睡眠のスイッチだと考えられています。

サウナはこのDPGのスイッチを発動させている可能性があります。

というのもサウナ室は100度近い高温なので、体の中心まで温めることができます。

そして、サウナ室を出ると中心部の温度は少しずつ下がっていきます。

外気浴によって副交感神経が活性化し末梢の血流が増加するので、通常は冷たい手足の先端が温まっている状態が続きます。

一方、サウナによって上昇した中心部の体温は末梢に熱を奪われていくため徐々に低下していきます。

つまり、「中心部は冷たくなり、末梢は温かくなる」ため、DPGが拡大し、入眠しやすくなるのです。

ちなみに研究ではサウナに入った日は深い睡眠の時間が約2倍になることがわかりました。

(症例が少ないため、不確定な情報です)

サウナに入ることで、深い睡眠を長く得ることが出来ますので、短時間の睡眠でも大丈夫という可能性があります。

参考:医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

日中に眠くなるという人は血糖値が高い可能性があります。

人間の体は血糖値が高くなると眠くなるように出来ています。

食事をすることで、糖質は調で分解されてブドウ糖として吸収されます。

その際、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されて吸収するのを助けます。

しかし、糖尿病などの人はインスリンの感受性(効き目)が下がっているため高血糖の状態が続くので眠くなりやすいのです。

しかし、サウナに入ると眠気を飛ばすこともできます。

サウナに入ると、「HSP(ヒート・ショック・プロテイン)70」という物質が出ます。

HSPというのは、熱による刺激が加わると活性化される特殊なたんぱく質のことです。

紫外線や活性酸素などによってダメージを受けたタンパク質を「治せる」「治せないか」に分けて処理し、細胞を修復する働きを行います。

HSP70はヒートショックプロテインの中でも特に抗酸化力が強く、インスリンの感受性(効き目)を上げることが報告されています。

従って、サウナには眠気を飛ばす効果も期待できるのです。

さらに、サウナに入るとδ波が低下することも判明しています。

δ波は意識レベルが低下したときに増加します。

δ波が低下すると覚醒度が高まります。

覚醒度が高まると頭がスッキリします。

頭がスッキリするため、眠気を飛ばす効果が期待できるのです。

ちなみにアメリカではサウナ利用の35%が医療目的であり、ドラッグやアルコールのリハビリとして採用されています。

サウナの入浴方法によって熟睡できるようにしたり、覚醒度を高めたりもできます。

つまり、サウナ入浴方法を上手に活用すれば、睡眠をコントロールすることが可能なのです。

サウナで感覚が敏感になる

サウナで感覚が敏感になる

サウナに入ると、味覚、触覚、嗅覚などの五感が敏感になります。

理由は、脳の右側頭頂葉の一部が活性化するからです。

今回の研究では、活性化していたのは味覚を感じる味覚野ではなくて、頭頂連合野でした。

頭頂連合野は、体からもらった情報(記憶や感情など)を処理して総合的に判断する場所です。

好きな人と食べる食事と嫌いな人と食べる食事では美味しさが変わりますよね。

実物の美味しさが変わるわけではないのに、記憶や感情などに影響されて美味しさが変わってしまうのです。

サウナに入ると感覚が敏感になり食事を美味しく感じるようになります。

感覚が鋭くなったからといって、痛覚までも敏感になるということはありません。

痛みを感じるメカニズムはもっと複雑で、恐怖や記憶などに強く影響されます。

逆にサウナに入った後はα波が正常化し、リラックス状態になるため、ネガティブな情報については鈍感になりやすくなっています。

サウナで肩凝り・腰痛・眼精疲労が和らぐ

サウナで肩凝り・腰痛・眼精疲労が和らぐ

サウナは心身ともにコンディショニングしてくれるので、仕事のパフォーマンスを上げてくれます。

実際にサウナに入ると疲労が回復するという研究結果があります。

温熱効果によって凝り固まった筋肉が和らぎ、血流が増加するため、疲労が回復するのです。

血流には熱を運んだり、酸素や栄養を運んだり、余計なものを回収するという働きもあります。

つまり、サウナは肉体を披露させる物質を持ち去り、スッキリさせてくれるのです。

さらに炎症が減り、活性酸素も減少することが報告されています。

従って、サウナは、炎症を取り除いて回復させてくれるし、抗酸化作用によって炎症しずらい体に変えてくれるのです。

すなわち、肩凝りや腰痛や眼精疲労が和らぐだけではなく、そもそも肩凝りなどになりずらい体になるということなのです。

ちなみに眼精疲労については、ドライサウナだと角膜表面が乾燥してしまうため、ウェットサウナを利用すると良いでしょう。

疲労回復効果は入浴でも得られますが、サウナの方がより高い効果が見込めます。

なぜなら、サウナに入ると心拍数が2倍まであがり、血流が増えます。

筋肉への血流が増加し、疲労物質が強く押し流されて、筋肉疲労が回復するのです。

なので、サウナに入ると体がスッキリ軽くなるのです。

また、心拍数の上昇は水風呂に入ったあとも継続します。

水風呂に入ると、皮膚表面の血管が瞬時に収縮し、末端の血液が一時的に体の中心部にあつまり、深部血流が増加します。

深部血流の影響で、脳の代謝物質も回収されます。

サウナに入ると肌が綺麗になる

サウナに入れば、汗をかいて、血流が促進されるので、肌の新陳代謝が促進され、肌の調子が整います。

サウナ後は熱刺激を受けて、HSPが発生するため、細胞が修復されます。

お風呂では顔を温めることが出来ませんが、サウナは顔まで温めることが出来るので、顔の皮膚をケアすることが出来ます。

また、HSPは紫外線のダメージを修復できますので、シミ防止にもなります。

従って、サウナ後には保湿すると、なおさら良いでしょう。

サウナのデトックス効果について

サウナにデトックス効果はありません。

サウナでは、水分や電解質、皮脂などが出てきます。

特に毛穴などに着いている皮脂は加齢臭の原因になるので、体臭が気になる人にとってはサウナはおすすめです。

サウナで痩せやすい体質になる

サウナに入ると甲状腺ホルモンが増加するため、代謝が高まり、痩せやすい体質になります。

甲状腺ホルモンは交感神経を活性化しますし、全身の代謝を活性化させます。

従って、エネルギーが消費しやすい体になるため痩せやすくなります。

また、睡眠の質が向上することで、日中の活動量も多くなるので、その点でもダイエット効果が期待できます。

但し、サウナ後のご飯の食べ過ぎは注意が必要です。

なぜなら、サウナ後は副交感神経が高まるので、カロリーの吸収率も高まるためです。

サウナでファスティング効果

サウナに30分入ると、ファスティングと同様の効果が現れます。

甲状腺ホルモンが分泌され、脂肪を燃焼させやすくなるからです。

しかし、サウナ前やサウナ中に糖分を摂取すると、甲状腺ホルモンが出なくなります。

従って、サウナ前のご飯やオロポやアクエリアルなどはngです。

サウナ後に摂取するようにしましょう。

サウナでむくみをとる

サウナはむくみを取る効果もあります。

むくみの原因は、人間の体の約60%は水分です。3分の2は細胞の中にあり、残りの3分の1は血液の中と細胞と細胞の間の体液(間質液)の中にあります。

ちなみに間質液は細胞に酸素や栄養を送ったり、不要な物質を回収して血管に戻したり、水分のバランスを保っていたりします。

しかし、バランスが崩れ間質液に水分が増えると体がむくむのです。

むくみの主な要因として、塩分の過剰摂取が挙げられます。

人間の体には、塩分濃度を一定に保つ機能があります。

塩分を沢山摂取すると塩分濃度を薄めるために、間質液に水分を溜めてしまい、むくみます。

しかし、サウナに入ると、間質液に溜まった水分を減らすことができ、塩分も排出されることになります。

その結果、むくみが取れることになります。

水風呂のメリット

水風呂では、自律神経、心拍、血圧、血流量、脳内ホルモンなどをコントロールし、全勢力をもって環境に適応しようとします。

血流が増加したことで腰痛や肩凝りが和らぎます。

 

サウナ直後は副交感神経が活発化しており、血中にアドレナリンがある状態です。(2~3分程度)

3分を超えても脳がスッキリし、体が軽い状態が続きますが、それが本来の能力が戻った状態です。