今回はボウリングの基礎について説明していきます。
ボウリングの練習をしてるけど、何だか一向に上手くいかないという人もいるでしょう。
ただやみくもに練習しているだけでは、上達はすれど、上達するスピードが圧倒的に違います。
そこで今回はボウリング初心者のために、簡単にスコアアップするためのボウリングの基礎についてお話しします。
ボウリングの基礎とは
実はボウリングというのスポーツは基礎を抑えるだけで、とてもスコアアップが出来てしまう簡単スポーツなんですよ。
しかも、その基礎の内容も非常に少ないです。
抑えて欲しいことは、2つです。
①毎回同じ投げ方をする
②毎回同じ所に落とす
この2つさえ、マスターしてもらえれば、基本的にはすぐにアベレージで160は超えれるようになります。
とても簡単ですよね(‘ω’)
いかに正確に同じことを繰り返すかそれがボウリングといっても過言ではありません。
この投げ方をして、ここに向かってボールを投げると、ストライクになるから、毎回同じ投げ方で同じところに投げてあげれば良いのです。
理論は単純ですね。
スペアをとる方法も一緒です。通常スペアをとるためには、端にあるピンに当てれれば大丈夫ですので、端に当たるように調整してあげれば良いだけです。
後はそれを淡々と繰り返すだけです。
もう少し内容を掘り下げていきますね。
毎回同じ投げ方をする
まず、ボウリングの玉の投げ方なんですけど、力はいりません。
玉の重みを使って、振り子の要領で投げてください。
力はいりません。
まずはコースが最重要です。
初心者の人であれば、カーブを投げるのに憧れてしまいがちですが、気にしてはいけません。
振り子の投げ方でも少しカーブはかかりますし、大きなカーブをかけるには、ボールを交換する必要があります。
なので、お店においてある無料の貸し出しボールでカーブをかけようとするのは、愚かなことです。
よく子供が滑り台みたいな道具を使って、球を投げるをみかけることもあるでしょう。
その場合、大抵ボールのスピードは凄く遅いのですが、それでも当たりが良ければ、簡単にストライクとれるのを目撃したことがある人はいるはずです。
そうです。つまり、ストライクを出すのに、スピードはあまり必要ないのです。
一番大切なのは、どこに当てるかです。
(もちろん、上級者はスピードを意識する必要もありますが、初心者には不要です。)
まずは投げ方は振り子を使って、楽に投げてあげるということです。
次に、立ち位置を決めましょう。
毎回同じ所に立って、同じ歩数で同じ位置で投げます。
まずは、何歩で投げるかを決めましょう。
通常は5歩か6歩が多いです。
自分の投げやすい歩数で決めてください。
ファウルにならないようにファウルラインから逆算して、立ち位置を決めることになります。
ボウリングのレーンには立つ位置に目印がありますので、それを参考にしてもらって構いません。
立ち位置を決めたら、スパットを目標にしてボールを投げてください。
注意点は歩幅は毎回一定にすることです。
気合が入っていつもより歩幅が広くなったとか狭くなったというのは、完全にNGです。
毎回同じ歩幅で歩くこと、毎回同じリズムで投げること、それが大前提となります。
これが投げ方の大前提となる基本です。
毎回同じ所に落とす
投げ方を理解したら、次はどこに投げるかを決めることです。
通常、スパットの位置を目標に投げる位置を決めます。
例えば、右から3番目のスパットに投げると、センターピンに当たるという基準を作ります。
実はこの基準作りがとても重要です。
いつもの投げ方でいつもの立ち位置で、いつもスパットに向けて投げます。
これさえ覚えておけばスコア160は楽勝です。
しかし、何度もボウリングをすると、日によっては、同じ投げ方をしているのに、センターピンに当たらないことが出てきます。
その理由は、ほとんどの場合、レーンの環境とオイル環境によるものです。
いつもの投げ方で投げると板3枚曲がっているのに、今日は全く曲がらないといった場合が出てきます。
そこで初めて基礎が役にたってきます。
あとは単純に算数の問題です。
いつもは板3枚曲がっていたのに、今日は曲がりません。どうしたら良いでしょうか?
答えは、板3枚分、自分の立ち位置をずらしてあげるといいただけですね。
そうすれば、いつもと同じセンターピンに当てることが出来ます。
別の日は板5枚分曲がってしまいました。
その時は、板2枚分ずれてあげれば、センターピンに当てることが出来ます。
ボウリングで高得点を出すのは、実はたったこれだけのことなのです。
なので、ボウリングでは死ぬほど基礎が重要になります。
ボウリング初心者がやってしまいがちなこととは
よくボウリング初心者の人は、球速をあげて最高速で、投げないと気が済まない人がいたり、凄いカーブを掛けたくて、力みまくりで投げている人もいたりしますよね。
しかし、それでは、スコアアップは望めません。
なぜなら、力任せに投げてしまうと、毎回調整が必要だからです。
体調によっては、最高速が出る日もあれば、いつもより遅いなという日も出てきます。
当然ですよね。毎回同じ体調のはずがありません。
また、ボウリングのレーンの状態も一緒です。
掃除したての時は、レーンにオイルたっぷりで、ボールの曲がり具合が良くなかったりします。
同様に、レーンにオイルが少なくて、凄く曲がる状態になっている時もあります。
なので、レーンや体調によって、微調整をする必要があります。
微調整を行うためには、力任せにしていてはいけません。
なぜなら力加減はかなり変わりやすいためです。
スコアアップのために必要なのは、力加減というセンスではなく、圧倒的な基礎力です。
毎回同じフォームで、同じ所に投げる力が必要なのです。
そうすれば、微調整は簡単に出来ます。
先程も説明したように、レーンの状況によってボールが曲がりやすい、曲がりずらいがあります。
しかし、いつもどの位ボールが曲がっているのか把握していると、その分計算して投げてあげればよいだけなのです。
いつもは板3枚曲がるが、今日は板1枚しか曲がらない、なので、板2枚分を計算すれば、狙った所に投げれるでしょう。
調整するのに、2~3回投げれば、すぐに調整が完了しますので、修正する必要がなくなります。
更なるスキルアップをするためには
ここまでの基礎をしっかりと抑えれば、アベレージ160は取れるようになります。
そもそも160というのは、毎回スペアを取得していれば、簡単に取得出来る数字なのです。
では、その先はどうすれば良いのかということですが、ここから上級者向けの話になります。
やることは簡単でストライクの確率を上げるだけです。
ストライクを何回継続できたかによって、スコアは大きく変わってくるのです。
では、ストライクを取る確率を上げる方法はどうすれば良いのだろうか?
やることは2つです。
①球速を上げて、ピンアクションを大きくする
②カーブの角度を急激にして、ピンアクションを大きくする
いずれにせよ、ピンアクションを大きくするためのスキルが上級者の課題となるわけです。
もちろん、それ以外にもレーンの対応に強くなるとか、コントロールの精度をあげるとかですね。
スペアを安定して取れるようになると、次にスコアをあげるための要因はいかにストライクを連続で取れるようになるかです。
ストライクは連続で取らないとスコアは上がりませんからね。
なので、ストライク率をあげることがスコアアップの秘訣になってきます。
最後に
ボウリングの基礎は、非常にシンプルでした。
毎回同じ投げ方で、同じところに落とすです。
ボウリング初心者の人はぜひ、基本を抑えてボウリングの上達を目指してくださいね。