何を始めるにしても初心者の人は、まず勉強(情報収集)から始めますよね。
しかし、情報収集のし過ぎで、アウトプットせずにノウハウコレクターになってしまう人も多く存在しています。
ノウハウコレクターというのは実に勿体ないもので、せっかく知識を取得したにも関わらず、その知識を他に役に立てることが出来ない状態だからです。
なので、何のために知識を取得したのかよく分からない状態になっているのが、ノウハウコレクターというわけです。
では、ノウハウコレクターは本当に悪い事なのでしょうか?
多くの人がノウハウコレクターになりがちな事を考えると一概に悪いとは言えないでしょう。
特にノウハウコレクターは初心者の人に起こりやすいため、方法によっては、簡単に改善することが出来そうです。
そこで、提案するのが、初心者の人でアウトプットするのが苦手な人は、徹底的なノウハウコレクターになろうということです。
なぜ、徹底的なノウハウコレクターなのかというと、溢れるほどの情報を頭に入れた場合、思わず話したくなるというのが、人間だからです。
例えば、他の人が知ったかぶりで、ものを話していた場合、あなたが正しい知識を持っていたら、思わず、その話にツッコミを入れたくなるでしょう。
具体的には、フォトリーディングをするようになって、速読が出来るようになりましたと主張する人がいたとしましょう。
しかし、あなたが正しい知識をインプットしていた場合、現在の科学的データでは、フォトリーディングによる速読は不可能であることが証明されていますので、フォトリーディングの速読は効果がないよと、言いたくなるのではないでしょうか。
上記のように、正しい知識を大量にインプットすれば、自然とアウトプットしたくなるので、その作用を狙った方法です。
実際に、ノウハウコレクターの鬼と呼ばれるくらい知識を得ること自体も、実はハードルが高いですし、当然、ノウハウコレクターの鬼となる人は、価値も存在してきます。
すなわち、アウトプットするのが苦手でノウハウコレクターになりがちで悩んでいる人は、徹底的なインプットを行い、ノウハウコレクターの鬼を目指してみましょう。
但し、効果的なインプットを目標とするのであれば、インプット3に対しアウトプット7の比率が最も効果が高いと言われていますので、結局、アウトプットトレーニングを行うのが最適です。
(勉強学習において、研究データとして出ています)
勉強におけるインプットとは、教科書を読んで内容を理解するということです。
アウトプットは、テストをしたり、自分で問題を作ったりすることです。
結局、ノウハウコレクターの鬼となるには、アウトプットをしていくのが効果的です。
しかし、ハードルを下げるという意味でも、まずは気負わずに徹底的にノウハウコレクターになってやるという意気込みで始めてみるのもおすすめです。