出品者の憧れ Amazonのカートボックスを奪取するには?
ショッピングカートを獲得するための最低限の条件
一定条件をクリアしている大口出品者に
付与されるのがショッピングカート獲得資格です。
これさえあれば、商品詳細ページに設置されている
「ショッピングカートボックス」だけでなく、
「こちらからも買えますよ」ボックス内にも
優先的に表示される可能性が高くなり、
他の出品者よりAmazonのウェブサイト上で
優位に販売できる環境を得られるのです。
だからこそカートボックス資格を狙うのです。
※「大口出品者」であること。
これがAmazonが発表している前提条件なのですけど、
「小口出品者・FBA利用」の方もカートボックスを
獲得できたことがあるそうです。
ですから大口出品者で無くてもカートボックスを
獲得できる可能性はありますが、
大口出品者でなければビジネスレポートを
利用できませんので、
やはりカートボックスを重要視するなら
大口出品者になっておく方が良いでしょう。
※ちなみに新規評価であってもカートボックスを
獲得することはできるようです。
たとえ評価の絶対数が少なかったり、
低い評価がある場合でも諦めないようにしましょう。
60%台(総評価30/悪い10)の評価であっても
カートボックスを獲得できるのを確認しました。
気になるショッピングカートを獲得する要件は?
箇条書きにすると次にようになります。
一 出品した商品の注文不良率
二 その他の出品者のパフォーマンスの指標
三 商品価格、商品の配送方法、発送の早さ
四 Amazon上で行った取引の数と出品している長さ
五 大口出品登録しているか否か
※注文不良率については、
マーケットプレイス保証やチャージバックの
申請率のパーセンテージや実際に商品を購入された方の
評価を元に計算します。
資格を獲得できたか調べるには?
出品している商品の状況を小まめにチェックすれば、
カテゴリーごとの資格を確認できます。
そのカテゴリーにおいてショッピングカートボックスを
確認できたり、「こちらからも買えますよ」ボックス内に
自分が出品している商品を確認できたときは、
そのカテゴリーにおけるショッピングカート獲得資格
をゲットしたと言えます。
※ここまでがAmazonがサイト上で公開している
資格獲得するための要件です。
ビジネスレポートでカート獲得率の欄を参照すれば、
資格の有無について容易に確認できるでしょう。
前述した、二 その他の出品者のパフォーマンスの指標に
ついては、私たちは手も足も出せませんが、
他の4つについては自分の行動次第で
何とかできます。
例えば三 商品の発送方法や発送の早さについては
FBA登録さえすればすぐにでも改善でき、
その後も良い状態を維持することが可能です。