今の現代人の悩みの多くは、「やりたいことが見つからない」ということで悩んでいます。この悩みは、やりたいことが沢山ある人には理解ができないのですが、中には深刻に悩んでいる人もいるのです。
夢や目標がないので、何を目指していいのかがわからないのです。とくに物質面が恵まれれば恵まれるほど、「やりたいこと」を見つけることに対して深刻になっていきます。
ただ「やりたいこと」というのは、理屈で見つかることではないのです。あなたの心から感じることであるので、他の人のアドバイスや知識では見つかりません。
ここでは「やりたいことを見つける」コツを教えていきます。
真面目に、真剣に探そうしない
日本人は基本的に真面目なので、「やりたいことがわからない」ことに対して深刻になっています。深刻になったり、真剣になっているとかえって見つからないのです。なぜなら、さらに見えなくなるからです。
まずは、「やりたいことがわからない」あなた自身のありのままを受け入れて、「今はまだわからなくてもいい」という許可を、あなた自身に与えてください。
できる限り力を抜いて、気軽に「これかな、あれかな」と、気が向いたときに探す程度でもいいのです。人は一度でも求めたことは、すぐに答えが見つからなくでも、ある瞬間に答えが見つかるので、力を抜いて、求めていくようにしてみてください。
ちょっとでも気になったことはやってみる
やりたいことというのは、最初から強烈に「やりたい」と感じてはいないのです。ちょっと興味がある、ちょっと気になる程度のことを始めてみることで、続けられたり、飽きてしまったりするのです。
何気なく始めたこと、気軽に始めたことが、やりたいことになる場合もあるのです。「見つける」ということでもありますが、やってみて「見つかる」ということなのです。
いくら知識を学んでも、情報をかき集めても、やりたいことは見つかりません。それよりは、ちょっとでも気になったことを、やった方が早く見つかります。
まとめ
あなたが「やりたいこと」というのは、あなた自身にしかわからないので、自分で見つけるしかないのですが、「気軽に探す」ということと、「ちょっとでも気になったことをやってみる」を繰り返していけば、自然に見つかります。
人によって時間がかかる場合がありますが、長い時間をかけて見つかったことは、長い時間できるようにもなるので、すぐに見つからなくても焦る必要はありません。つまり、寿命が長いので、生涯をかけて、できるようなことが見つかるということです。