今回は仕事や勉強を効率化するためのツール「マインドマップ」について紹介していきます。
マインドマップはアプリやノートなどを利用して書く人が多いですが、現在ではいろいろなサービスが出ているため、本格的にマインドマップを極めたいという人にとって、どの方法が一番良いか悩む人もいることでしょう。
そこで、複数のマインドマップを利用した私が最終的に辿りついた最強のおすすめマインドマップツールを紹介します。
是非、参考にしてみてください。
まずは結論です。
マインドマップは有料版の「iThoughts」を利用してください。
iThoughtsはiPhoneやipadアプリで利用することが出来ます。
PC版ではMACとWINDOWSの両方で出ています。
アンドロイド携帯の人は、申し訳ないですが、現状iThoughtsを利用することが出来ません。
しかし、安心してください。
iPhone以外の人にも、おすすめ出来るマインドマップツールがあります。
それは「mindmeister」です。
ただし、mindmeisterは弱点がありますので、その点だけ注意して使用してください。
注意点については、後で説明しますね。
[char no=”9″ char=”9″]最強のマインドマップアプリはiThoughtsで決まり![/char]
マインドマップとは
マインドマップとは、自分の考えていることを見えるようにしたツールのことです。
トニー・ブザン(Tony Buzan)さんが提唱した思考法です。
英国ThinkBuzan社が商標登録を管理しています。
マインドマップの書き方はどうしたらいいの?
マインドマップの書き方は正直、自分の好きなように書いて下さい。
上記のマインドマップは私が書いたものですが、他の人から見るとよく分からないかもしれません。
しかし、別に他の人には分からなくても良いのです。
自分が分かればマインドマップはそれで良いのです。
マインドマップは自分の思考を整理し、想起させるためにあるのです。
だから、マインドマップにルールなんてものはありません。
好きなように書いて下さい。
とは言っても、全く書き方が分からない人もいることでしょう。
これから始めてマインドマップを書く人にとっては、分からなさ過ぎてパニックになる人もいるかもしれませんね。
そこで、マインドマップを作成する上で、やっておいた方が良い事を紹介します。
マインドマップ書き方のコツ
マインドマップの書き方のコツは以下の3つだけ注意すれば大丈夫です。
①なるべく単語だけで書く
②色分けする ③イラストや画像を使う |
この中でも特に重要なのは、①の「なるべく単語だけで書く」です。
マインドマップの役割はあくまでも想起するためのテクニックです。
マインドマップには通常、かなりの量の文字数が書き込まれることになります。
したがって、文章で書いてはマインドマップは収まりきりません。
コンパクトにして、膨大な知識を頭に入れるのがマインドマップの賢い使い方です。
そこで簡潔に情報量を多くするために単語だけを書くのです。
キーワードでも構いません。
あるキーワードを見れば、そこから芋づる式に記憶を蘇らせるようにするのです。
そのためのメモがマインドマップです。
例えば、ハンターハンターというアニメを私は見ましたので、その内容を思い出すために、マインドマップを作りました。
ハンターハンターはアニメでは「ハンター試験編」「ゾルディック家編」「天空闘技場編」「くじら島への里帰り編」「幻影旅団編」「グリードアイランド編」「キメラアント編」7つのストーリーが展開されており、そのストーリー1つごとに登場人物やストーリーのキーワードになる言葉をマインドマップに書いています。
「グリードアイランド編」で私がマインドマップに記載した単語は5つです。
「ビスケ」「バッテラ」「除念師」「レイザー」「ボマー」です。グリードアイランドという言葉から、ジンが作ったゲームソフトで、ソフトを買うのに数十億もするといったことまで連想します。
バッテラ達がゲームの参加試験を行い、ゴンとキルアは合格してグリードアイランドの世界に入ることが出来たんだったな。
グリードアイランドに入ると、ビスケという先輩ハンターと遭遇師、修行をつけてもらい、一緒にゲームの攻略をしていくんだったな。
ゲームは実はゴンがハンターとして成長しやすいように順序立てて作られたゲームだったんだな。
グリードアイランドでは、幻影旅団と遭遇することになるが、幻影旅団は除念師を探しに来ていたんだったな。
ヒソカにも遭遇し、レイザーを倒すために一緒に協力してプレイすることになったな。
最後はボマーとカードを集める戦いをしたが、見事にボマーを倒し、グリードアイランドをクリアするためのすべてのカードを入手したんだったな。
というように、本当はもっと細かい内容をたった5つのワードから思い出せるわけなのですが、今回は本題からも外れてしまうので、この辺りにしておきましょう。
上記のようにどんどん言葉が出てくるのは、すべてキーワードを覚えて、キーワードに関連付けて覚えているからなのです。
これがマインドマップを利用する最大の価値です。
あくまでも、マインドマップは想起するためのツールということをくれぐれも忘れないようにしましょう。
マインドマップで勉強をすることは非常に効率が良いです。
キーワードを覚えて、どんどん連想させていきましょう。
そのようにマインドマップを活用してください。
次に②の「色分けをする」です。
正直、そこまで重要ではありません。
色分けする理由はマインドを見た時に関連しているキーワードを見やすくしているためだけです。
見やすい方が、マインドマップを使いやすくなりますし、色という視覚情報も入るので、より映像で想起しやすくなります。
最後に③の「イラストや画像を使う」です。
こちらもメインではありませんが、より想起させるために印象を残すという効果になります。
実際に私が使用したハンターハンターの例だと、まずハンターハンターの漫画の表紙画像を貼り付けしています。
そして、イメージしずらかった「バッテラ」の顔もマインドマップに一緒に貼り付けしました。
「ビスケ」はグリードアイランド編では重要なキャラなので、別に画像がなくても簡単に思い返すことが出来ます。
しかし、バッテラは私の中では影が薄い存在で、イメージも湧き辛いことから、補足として、画像も入れています。
また、ハンターハンターの内容をもう少し詳細に書いてあるwikipedeiaのリンクも貼り付けています。
これで万が一、キーワードを見ても思い出せなくなった時に、1クリックでwikipediaに飛んで、内容を把握し直すことが出来るのです。
これが非常に優秀ですね。
また、画像を貼り付けたりすると、マインドマップも見やすくなるので、是非お勧めします。
やる気も上がりますよ。
以上がマインドマップの書き方のコツです。
マインドマップはiThoughtsが最強な理由
では、マインドマップを活用しようと思った時に、どのようにしたら良いのか分からなくなる人もいるでしょう。
そもそも、紙でマインドマップを書くべきなのか?
それともアプリとかでマインドマップを使った方が良いのか?
といったように気になることでしょう。
ではまず、結論を言います。
マインドマップはiThoughtsを利用しましょう。
iThoughtsはiPhoneのアプリです。
iPhoneを持っていないという人でも、iThoughtsを利用することをお勧めしたくなるほど、素晴らしいアプリです。
では、iThoughtsの何が良いのでしょうか?
理由を書いていきます。
まず、紙でマインドマップを書く方が良いのか、アプリなどでマインドマップを書く方が良いのかということですが、絶対アプリで書いた方が良いです。
理由は紙の場合だと、紙面の都合上、書き加えていくには限界があるからです。
それに比べて、iThoughtsというアプリは、無限にマインドマップを広げていくこともできますし、修正することも簡単に出来ます。
また、アプリの場合、画像をそのまま貼り付けることもできますし、参照URLなどでキーワードの詳細が書いてあるホームページを簡単に見ることも出来ます。
またアプリであれば、スマホがあれば、すぐ見れますので、復習するにも最適です。
絶対にマインドマップはアプリを利用すべきです。
アプリの中でも、マインドマップアプリは複数あります。
その中でもお勧めなのが、iThoughtsです。
iThoughtsはとても見やすいマインドマップで、コスパもダントツで良いです。
iThoughtsのデザインテンプレートを見てください。
圧倒的に他のアプリと比べてマインドマップが綺麗に見えます。
マインドマップが綺麗に見えることは、自分のやる気を継続させるためにも非常に重要です。
見づらいマインドマップを作成したとしても、後でもう一度復習する気にはなりません。
それが人の性です。
iThoughtsは使いやすさも抜群です。
キーワードを書きやすかったり、装飾することも簡単に出来ます。
複雑な操作は入りません。
ただし、一つだけ注意事項があります。
それはiThoughtsはiPhoneアプリだけを利用することです。
iThoughtsには、パソコン版(MacとWindows)もあります。
しかし、パソコン版は不要です。
これは私の体験談からも導いているのですが、そもそも私の場合は、パソコンとスマホの両方で使えるマインドマップが欲しかったのです。
具体的には、家や職場の中では、パソコンでマインドマップを管理する予定でしたし、外出先やちょっとした休み時間はスマホでマインドマップを操作したかったのです。
つまり、パソコンで書いたマインドマップとスマホで書いたマインドマップをそれぞれ、その都度同期させたかったのです。
しかし、iThoughtsでスマホとパソコン版を同期させることは一応出来るのですが、かなり面倒です。
すぐ辞めたくなることでしょう。
なぜなら、スマホで書いたマインドマップのデータをわざわざダウンロードして、パソコンにアップロードしないといけないからです。
これでは、同期させるのは非常に手間です。
やる気がなくなることでしょう。
私はその辺りをしっかり把握せず、Windows版とアプリ版を購入してしまいました。
確かに、Windows版のiThoughtsを利用すれば、マインドマップは書きやすいです。
しかし、スマホとの同期が本当に面倒くさいです。
結果的には、Windows版のiThoughtsは開かなくなりました。
しかもWindows版のiThoughtsは約5000円もします。
はっきり言って、そこまでの価値はありません。
しかし、iPhoneアプリのiThoughtsはお金を払ってでも買うべきです。
1400円という破格の値段で購入できると喜んで良いでしょう。
無料版を使って使用感を確かめたいとか言う必要はありません。
いきなり有料版を買ってしまって構いません。
それくらい優秀でコスパも最強です。
他のマインドマップアプリも一通り試しましたが、iThoughtsは圧倒的に使いやすいし、安いです。
他のマインドマップアプリを比較した結果
iThoughtsは間違いなく最強のマインドマップツールですが、少しだけ惜しかったマインドマップツールがあります。
それは「mindmeister」です。
mindmeisterの弱点から先に書きます。
値段が高いです。
なので、コスパがあまりよくありません。
mindmeisterは月額課金方式を利用しており、月500円かかります。
1年間で6000円もします。
それに比べて、iThoughtsは1400円で買切りです。
値段には天と地ほどの差があります。
マインドマップは今後も継続して使っていくものですから、毎年コストがかかってきます。
月500円も馬鹿になりません。
それなら、違うことにコストをかけましょう。
mindmeisterは最低限整っていますが、使いやすさではやはりiThoughtsには劣ります。
マインドマップのデザインも操作方法や脚色も少し劣ります。
もちろん、マインドマップ初心者でこれから初めてマインドマップを使いたい人にとっては、mindmeisterでも十分です。
mindmeisterは無料版もありますので、無料版だけでも満足できる人はいることでしょう。
弱点を書きましたが、mindmeisterはかなり優秀です。
無料のマインドマップツールなら、mindmeisterが最強でしょう。
しかし、無料版では、マインドマップの数が限られてしまうこと、画像やリンクなどが貼れないことが致命的な欠陥です。
これでは、紙でマインドマップを書くのと変わらないことになります。
紙じゃなくて、アプリでマインドマップを書く理由は、修正が簡単なことと、画像やリンクなどが簡単に貼れるからです。
アプリを使う本質的な理由を失ってはいけません。
次にmindmeisterの良い所を書きます。
それはズバリ、パソコン版とアプリ版の同期が簡単!!
これは凄い助かります。
基本的にはパソコンでサクサクとマインドマップを仕上げて、スマホでマインドマップを確認して記憶作業に当てるというのが、本来最強の使い方なのですが、それが簡単にできます。
画像やリンクを貼ることは絶対にないという人は、mindmeisterを利用することをお勧めします。
あとは、Androidを利用している人は、iThoughtsを利用できませんので、mindmeisterを利用するようにしましょう。
今回比較したマインドマップ一覧
iThoughtsの主な特徴
・PCのファイル形式に対応 (Freemind, Novamind, Mindmanager, XMind, iMindmap 等)
・矢印 (トピック間リンク) ・マップの復帰 (過去のマップの復活) ・トピックを自在にカット、コピー、ペースト、移動、統合 ・画面を自在に拡大縮小、スクロール ・メールへのマップ添付機能 (PNG画像も含めエクスポート可能な全形式に対応) |
mindmeisterの主な特徴
・最大3つのマインドマップ
・コミュニティサポート ・リアルタイムコラボレーション |
XMindの主な特徴
・一新されたデザイン
・スライドベース プレゼンテーション ・新しいクリップアート ・充実したテンプレート |
iMindMapの主な特徴
・Radial Map View
・Fast Capture View ・Organisational Chart View |
MindMapleの主な特徴
・自然マッピングインターフェイス
・タスクを管理する ・その他のマッピングツール ・役立つクリップアートとプリセットスタイルを提供 ・他のファイルをインポートする ・さまざまな形式にエクスポートする |
Coggleの主な特徴
・PDFと画像のダウンロード
・1600以上の美しいアイコン ・共有フォルダ ・無制限の画像アップロード ・PDFと画像のダウンロード ・ブランチの自動配置 |
Simple Mind Freeの主な特徴
・直感的なマインドマッピング
・複数の選択可能なマインドマップスタイル |
FreeMindの主な特徴
・簡単にグラフィカルなマインドマップを作成できる
・作成したマインドマップをPDFやPNG、HTML形式で保存できる ・Webブラウザで動的に動くマップを作成できる |
Mind42の主な特徴
・Wikipediaの記事を添付ファイルにできる
・他のユーザとのコラボレーション機能 ・オートセーブの機能 |
MindMupの主な特徴
・強力なキーボードショートカットが作業をスピードアップ
・摩擦のないインターフェースがあなたに集中できます ・PDF、PowerPoint、アウトラインにマップを簡単に変換… ・オンラインで地図を公開し共有する ・Googleドライブに簡単に保存し、Google Appsを使用して管理する |
MindNodeの主な特徴
・スマートレイアウト・クイックエントリ
・マルチフォーム |
最後に
[char no=”9″ char=”9″]マインドマップはあくまで効率よく想起するためのツールだよ![/char]
[char no=”10″ char=”10時”]結局、どのツールを使えばいいの?[/char]
[char no=”9″ char=”9″]iPhoneユーザーならiThoughtsだよ♪[/char]
[char no=”10″ char=”10時”]iPhoneユーザーじゃない場合はどうしたら良いの?[/char]
[char no=”9″ char=”9″]androidユーザーとパソコンユーザーならmindmeisterがおすすめだよ♪[/char]